氷見漁港近くの海岸線から見た朝の風景
立山連峰の稜線がくっきりと見えます。立山黒部アルペンルートは今月30日で営業を終了します。
この気嵐目当ての写真愛好家がたくさん来られますが
チャンスは少ない・・・!
氷見漁港近くの海岸線から見た朝の風景
立山連峰の稜線がくっきりと見えます。立山黒部アルペンルートは今月30日で営業を終了します。
この気嵐目当ての写真愛好家がたくさん来られますが
チャンスは少ない・・・!
一雨ごとに寒さが増し、いよいよ冬が近づいて来たと感じられる今日この頃です。氷見漁港にも冬の味覚「ブリ」が水揚げされるようになりました。
氷見漁港より堤防越しに立山連峰。気嵐(けあらし)が出る日は、風が弱い快晴の朝によく見られます。
セリ場に並べられたブリ
これから日ごとに脂がのり
美味しくなっていきます。
商工会議所の催しで、立山カルデラ砂防体験学習会に参加しました。まず、砂防博物館で立山カルデラについて見学と説明があります。そのあと全員ヘルメット着用でトロッコ電車に乗り出発です。
学習会の案内をしてくださる方々です。
トロッコ電車は狭く乗り降りの際頭をぶつけそうになります。
早速、砂防ダムが見えてきました。
雪の多いところなので、工事期間は限られています。
何十回ものスイッチバックを繰り返し、水谷平に着きます。
水谷平で昼食をとり長いトンネルをくぐると、ここで作業する人たちの施設 天蓋の湯があります。私たちはその前に設けられた足湯に浸からせてもらいました。
この後、バスに乗り
高さ日本一、初の国指定重要文化財の
白岩堰堤に向かいます。
白岩砂防堰堤は、高さ7基の副堰堤を合わせて落差108mになり、日本一。大正2年に富山県が着工し平成21年に国の重要文化財に指定されています。
砂防堰堤の山側は、大量の土砂がせき止められ広い河原のようです。
一方谷側は狭く急峻な地形になっており、万が一ここが崩れるようなことになると大変なことになるのは誰でも予想がつくと思います。
六九谷展望台 立山カルデラ全体が見渡せる展望台です。五色ヶ原の鳶山が安政5年(1858年)大地震により崩れ大量の土砂で埋め尽くされています。残念ながら立山連峰の稜線は雲に隠れ見えませんでした。
泥鰌池 安政の地震の時、土砂によりせき止められた池。放流されたドジョウやニジマスがいるとか・・・?
昭和初期にはまだ営業していた立山温泉の貴重な写真
小さいがタイル張りの浴槽が今も残っています。
雲間から鳶山がようやく顔をみせました。手前に大崩れしたんですね~。
林道真川線をバスで折立を経由して有峰ダムへ 博物館に無事に到着で体験学習会の終了です。
立山カルデラ砂防工事は
大自然の大きな営みに
人間が蟻のようにコツコツと立ち向かう
終わりの無い挑戦のようなものだ。
一般開放観光化の話も出ていると聞きます。