いろいろと用事が重なりストレスのたまる6月。梅雨入りしたとの予報をよそに、朝からからっと晴れている。カミさんに「ちょっと立山行ってきます!」と言って出かけました。
平日とあって、いつも賑わう立山駅周辺はとても静か
アルペンルートのバスもゆったりと景色が楽しめます。
外国の観光客に人気の雪の大谷、六月ともなると高さ10メートルを切っています。
11時ころから室堂を出発 久しぶりの単独行だ!
一の越までの道はほぼ全面雪で一直線に歩けるので夏道より早い。地獄谷周辺が硫黄の色に染まっています。奥には大日連山。
夏休みなどは人でいっぱいになる雄山神社への道。意外と危険なところもたくさんあります。
標高3003mにある雄山神社峰本社
雄山 大汝山 富士ノ折立を縦走すると内蔵助カール越しに真砂岳 遠方に剱岳が見えてきました。前を行くパーティは韓国からの登山者でした。
縦走路には雪がなく、気の早いミヤマダイコンソウがところどころに咲いています。
別山は剱岳の大展望台! ここで時間切れとなり剱御前小屋で泊まることにしました。
小屋も私を含め5名の宿泊者。南東側2階の4人部屋を独り占め。おかげで夜の星空の写真を部屋の窓から撮影することができました。
南の空 天の川
北東側 剱岳方面 白馬頂上小屋の灯りが写っています。
翌朝はまずまずの天気 今の季節にしてはかなり暖かい朝です。
雷鳥沢の雪渓を下る・・・。ほど良い硬さの雪で歩きやすい。
みくりが池の近くで、ポーズをとったまま凛々しくしている雷鳥と出会いました。
この立山縦走コースは
何度も来ているところですが
星空と雷鳥が印象に残る
いい山旅だったと思います・・・。