立山カルデラ砂防体験学習会 その2

白岩砂防堰堤は、高さ7基の副堰堤を合わせて落差108mになり、日本一。大正2年に富山県が着工し平成21年に国の重要文化財に指定されています。

砂防堰堤の山側は、大量の土砂がせき止められ広い河原のようです。

一方谷側は狭く急峻な地形になっており、万が一ここが崩れるようなことになると大変なことになるのは誰でも予想がつくと思います。

六九谷展望台 立山カルデラ全体が見渡せる展望台です。五色ヶ原の鳶山が安政5年(1858年)大地震により崩れ大量の土砂で埋め尽くされています。残念ながら立山連峰の稜線は雲に隠れ見えませんでした。

泥鰌池 安政の地震の時、土砂によりせき止められた池。放流されたドジョウやニジマスがいるとか・・・?

昭和初期にはまだ営業していた立山温泉の貴重な写真

小さいがタイル張りの浴槽が今も残っています。

雲間から鳶山がようやく顔をみせました。手前に大崩れしたんですね~。

林道真川線をバスで折立を経由して有峰ダムへ 博物館に無事に到着で体験学習会の終了です。

立山カルデラ砂防工事は

大自然の大きな営みに

人間が蟻のようにコツコツと立ち向かう

終わりの無い挑戦のようなものだ。

一般開放観光化の話も出ていると聞きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です